OB訪問まであと1週間。OB訪問の準備はできていますか?
話すことや質問することを考えずにOB訪問を行うのは難しいでしょう。
そこで、今回はOB訪問で使える質問30選をタイプ別にご紹介します。
どんな質問ができるの?
自分の志望する業界や企業で働いている先輩と会い、仕事内容や職場の雰囲気などについて直接質問ができるOB・OG訪問。
OB訪問を上手く行い、貴重な情報を就活で活かせれば、選考も上手くいくことでしょう。
では、実際OB訪問はどのような質問ができるのでしょうか?
単刀直入に言うと、OB訪問ではなんでも質問することができます。簡単なことから普段知れないことまで様々です。
そのため、OB訪問が有意義な時間となるかは自分の質問にかかっているといえるでしょう。
そこで、どんな質問ができるか、具体的な質問をテーマ別に30こ選んでみました。
自分が知りたい情報と照らし合わせて、考えてみましょう。
①業界・企業について
業界や企業に関しては、ある程度の情報はwebや書籍などにのっていますが、抽象的な表現が多いです。
現場で働く社会人の方からリアルな情報を聞いておきましょう。
またこれらの質問で得られた情報は、エントリーシートや面接の志望動機で活かすことができるでしょう。
- 御社にはどのような雰囲気の社員が多いか
- 御社で活躍している社員に共通している特徴は何か
- 企業として自慢できることや他社にない特長は何か
- 企業の課題は何ですか?
- 業界の課題や将来性についてどのようにおもっているか
- 業界内での御社の立ち位置はどこにあるか
- 御社が力を入れていること(事業領域など)は何か
- 今後、御社が力を入れていくことは何か?10年後、御社はどうなっていると思うか?
②仕事内容について
仕事内容についても、webや書籍の情報だと実際働くことがイメージしづらいですよね。
そのため、具体的な仕事内容を知っておきましょう。
そして、仕事内容は業界や企業によって大きく異なるので、次のような質問をしてみましょう。具体的にはどのような業務内容なのか
- 仕事をしてきて最もやりがいを感じたとき、最も辛いと感じたときはいつか。
- 出社してから帰るまでの1日のスケジュールはどのような感じか。
- 繁忙期や事業に合わせた一年のスケジュールはどのような感じか。
- 仕事で常に意識していることはありますか?
- 仕事で一番困っていることや変えたいことは何ですか?
③福利厚生・待遇について
福利厚生はとても大切なことですが、実状についてはなかなかわかりづらいですよね。
特に女性は、女性が働きやすい環境かどうかも気になるところです。
そこで、社会人としての生活に関わることも聞いてみましょう。
- 評価の仕組みはどのようなものか
- 昇給・昇格はどのように行われるか
- 今の会社の福利厚生制度に満足しているか
- 有給休暇はちゃんと取れる環境か
- 産休・育休はちゃんと取れるか
- 女性の管理職の割合はどれくらいか
④キャリアについて
人生の先輩でもあるOBの方には、就活のことだけでなく、キャリアについてどのように考えているのか、聞くこともできます。
キャリアについての質問は次のようなものが挙げられます。
- なぜこの企業を選んだのか
- 5年後、10年後なにをしていると思うか
- 就活をする上で大切にしていたことは何か
- 入社後のビジョンはあるか
- これからやりたいことはなにか
⑤就活について
OBは、誰しも就活という壁を乗り越えた人生の先輩です。
OBに就活の進め方についての具体的な質問をすることで、自身の就活に活かしていきましょう。
質問の具体例は以下のとおりです。
- 就活のときどのような自己PRや志望動機を使用していたか
- 学生時代はどのような活動をしていたのか
- ES作成や面接の時のアドバイスはあるか
- 今日の自分に、改善すべき点はなかったか
- 御社の選考フローはどのようなものか
避けておきたい質問とは?
OB訪問をするメリットに、普段は少し聞きづらいことも聞けることです。
しかし、質問によってはOBにマイナスの印象を与えてしまう可能性もあります。
例えば、休日出勤や、残業、給料についてなどの、企業についてのデリケートな質問や、企業のホームページを見たらわかるような基本的な質問をするのは避けたほうがいいですね。
このように、OB訪問では聞くことを避けておきたい質問についても把握しておいてください。
質問するときの注意
ここまで、OB訪問の質問について紹介してきました。
ところで、OB訪問が選考の対象になることがあるのをご存知ですか?
OB訪問で礼儀やマナーがちゃんとしていれば、人事の人に伝わるかもしれません。
逆に、態度やマナーが悪いと、それが人事に伝わり、選考で不利になりかねません
そこで、質問するときに注意しておきたいこと3つを紹介します。
①OBの担当外のことについては聞かない
OB訪問では、せっかくOBの方が貴重な時間を割いてくださっているので、そのOBの方のことを聞くようにしましょう。
逆に、他の企業の話や、他の職種の話は避けるようにしましょう。
また、OBの年齢に応じて質問を変えられるとなお良いでしょう。
例えば、新入社員であったら就活のことについて、ベテラン層であったら企業の経営や仕組みについて聞くといいでしょう。
そのために、OBに関して事前にわかる情報には目を通しておきましょう。
②メモをとりながら聞く
OB訪問では、必ずメモを取りながら話を聞くようにしましょう。
OBのお話は、ESや面接で活かせる貴重なお話です。メモを取らないと元も子もありません。
また、メモを取りながら話を聞くことで、熱意も伝えることもできます。そうすると、OBからの印象も良くなるでしょう。
相手の話を聞くときにメモをとるのは社会人としてのマナーです。今のうちに癖をつけておきましょう。
③態度・マナーには気を付ける
OBは、仕事が忙しい中時間を割いてくれています。そのため、相手が話しやすい雰囲気を作ることを心掛け、OB訪問に応じてよかったと思ってもらいましょう。
そのためにできることは、たくさんあります。
具体的には、相手の目を見て話したり、敬語や言葉遣いに気を付けたり、事前にメールや電話で挨拶したり、お礼の挨拶をしたりなどが挙げられます。
態度やマナーは自分の印象、さらには選考での評価につながってきます。
小さなところまで気を付けてOB訪問に臨みましょう。
まとめ
今回はOB訪問で使える質問30選をタイプ別に紹介しました。
OB訪問はだいたい1時間ほどで行われることが多いです。
1時間でできる5~10個ほどの質問に絞って、事前に用意しておきましょう。
そしてOB訪問の機会を活かして、就活を上手に進めていきましょう。