志望企業を決めるに当たり、企業の規模は重要な要素なのではないでしょうか?
中小企業・大手企業・ベンチャー企業とありますが、
それらの違いよく理解しているでしょうか?
それぞれに特徴、メリット・デメリットがあります。
今回は、ベンチャー企業についてご紹介いたします。
そもそもベンチャー企業ってなに?
ベンチャー企業と聞いてどのような企業を思い浮かべるでしょうか?
大手企業・中小企業・ベンチャー企業すべて、なんとなくのイメージしかないのではないでしょうか。
中小企業・大手企業は資本金の額・または出資の総額と常時使用する従業員の数で定義されるのですが、
ベンチャー企業にははっきりとした定義はありません。
革新的で、成長段階である企業のことをベンチャー企業と一般的に言います。
ベンチャー企業のメリット・デメリット
ここからは、ベンチャー企業のメリット・デメリットをご紹介いたしますが、
ベンチャー企業の特徴をとらえた上で、メリット・デメリットとなる可能性のある項目をあげたに過ぎませんので、ご参考程度に読んで頂きたいと思います。
メリット
仕事の進度が比較的早い
少人数の企業・構造が複雑ではない企業が多く、決定スピードが大手企業よりスピーディーであると言えます。
自分の働きが企業を動かしている感覚を感じていたい・新しいことを自分で進めていきたいと思う人には向いているかも知れません。
自分の意見が反映されることが多い
企画を進めていくときも少人数であるため、自分の意見が採用される可能性が大手企業よりも高いと言えます。
意見が採用されれば指揮する役職に就くことも少なくないため、リーダーシップを発揮したい人にはオススメです。
社員・社長とのコミュニケーションが取りやすい
ベンチャー企業は社員数が比較的少ない事が多く、人間関係が気付いやすいと言えます。
企画を進めていくときも、少人数で意見を出し合う事が多いため情報を共有でき、
社員だけでなく、社長と話せる機会も多いです。
コミュニケーションが取りやすいと仕事も進めやすくなるため、仕事がスピーディーである事とも繋がります。
デメリット
知名度が低い
知名度は低いことが多いです。
知名度の高い会社に就職することを目的にしている人には向いていないでしょう。
人間関係が近すぎる
先ほどは、人間関係が築きやすいことをメリットとしてあげましたが、
デメリットもあるとも言えます。
人数が少ないと、部署が変わったとしても仕事をするオフィス等が変わる、ということはまずありません。相性が良くない社員がいる場合、ずっとその人の近くで仕事をしなくてはならないかも知れません。
しかし、オフィスに行かなくても仕事が出来る企業も多いので、そのような場合
人間関係で深く悩むことはあまりないかも知れません。
福利厚生が整っていない
大手企業に比べると福利厚生が整っていない企業が多いようです。
大手企業のように、子育てに協力的であったり、保養所を持っていたりと社員への利益の還元に力を入れていますが、ベンチャー企業では、そのようなものが十分でない可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した内容は、必ずともすべてのベンチャー企業に当てはまるという訳ではありませんので参考程度ととらえて頂ければと思います。
就職を希望する企業の特徴は、自分の目・感覚で掴むべきですので、イメージにとらわれることなく、広い視野を持って企業を研究していきましょう。