こんにちは!
就活も終盤に至り、内定がもらえるようになると「内定者懇親会」に参加するよう促されます。
「内定者懇親って何をするの?」
「絶対に参加しないといけないものなの?」
突然参加するように言われても、上記のような疑問を抱えてしまうと思います。
そこで今回は、内定後に気になる「内定者懇親会」について気になるポイントをまとめていきます。
なぜ内定者懇親会を開催するのか
そもそもなぜ内定者懇親会を開催するのでしょうか?
・説明会や面接では詳しく語れなかったことを、ざっくばらんに聞いてもらいたい。
・リアルな社内の雰囲気を知ってもらいたい
・内定者同士の親睦を深めてほしい
などといったことを企業の方は言われると思います。
確かにこのような目的もあるのですが、企業の側の一番の本音は「内定者辞退を防ぎたい」ということなのです。
企業の採用活動も決して簡単にできるわけではありません。
時間もかかりますし、そのほかにも求める学生と出会うために多くのコストを支払っています。
そんな企業にとって、せっかく内定を出した学生に辞退されてしまうことは痛手となってしまいます。
ですので、内定を出した学生と積極的にかかわりを持って、入社をしてもらいたい。
そんな思いから企業は内定者懇親会を開催します。
内定者懇親会では何をするのか
内定者懇親会では主に、内定者同士の親睦を深める活動と先輩社員との親睦を深める活動が行われます。
内定者同士の自己紹介、グループワーク、食事会や飲み会が主に行われる内容です。
グループワークでは、グループ内の中を深めるゲーム形式のワークや、実際のビジネスの現場を再現してビジネスを体験してもらうワークなど多種多様なワークが行われます。
事前にお題を出されて持ち寄りの企画を発表するワークも行われたりもします。
そのほか、各企業によって個性のある内容が行われたりもします。
(バーベキューやスポーツ観戦、女子会開催など)
内定者懇親会のお知らせが来たらぜひ企業の方に聞いてみましょう。
気を付けた方がいいことはある?
ここまで内定者懇談会を行う目的は、内定者辞退を防ぎたいということであり、内容も内定者同士や先輩社員との交流を深めるものだということを見てきました。
ここではそんな内定者懇親会に参加する際に気を付けておいた方がいいポイントをまとめておきたいと思います。
まず、初めに言っておきたいことは、就活時期の時ほど身構えずに、気軽に参加して大丈夫だということです。
目的はあくまで「内定者辞退を防ぐ」ことですから、企業としても内定者には気軽に参加してもらいたいと思っていますし、もっとフランクに接してくれます。
➀服装
服装は、スーツで来るようにと言われない限りは、基本的には私服で大丈夫です。
もちろん企業の雰囲気によるところはありますが、スーツじゃないからと言って内定を取り消されるといったことはありません。
食事会などの交流会中心の懇親会は基本的に私服が多く、懇親会のなかで研修などを行うときにはスーツで来るようにと言われることが多いです。
②お酒は飲まないといけないか
内定者懇親会では飲み会を行なうことも多くあります。
その中でお酒が飲めなければ、はっきりと飲めないと言ってしまって構いません。
企業としても無理に飲酒を強要して、内定辞退ということにはしたいとは思っていません。
それでもお酒を飲むことを強要される場合は、一度辞退を考えてもいいかもしれません。
逆にお酒に飲まれて無礼な対応をしてしまわないように気を付けることも大切です。
一発で内定取り消されるということはないかもしれませんが、悪い印象は企業側に残ってしまい、入社してから苦労してしまう可能性があります。
飲みの席では節度を守って楽しみましょう。
結局参加した方がいい?
これまで内定者懇親会のことについて様々見てきました。
「結局、内定者懇親会には参加した方がいいの?」
という問いに関してなのですが、予定が合うのであれば積極的に参加してみた方がいいです。
面接などの時には聞けなかった生の声を聴くことができる場でありますし、堅苦しい場でもありませんので、「顔くらい出してみるか」といったような気軽な気分で参加てみてもらえればいいと思います。
もし、その企業に対して入社するか迷っているという状況であれば、入社した時にどんな雰囲気の同期や先輩がいるのかといったことも判断材料にすることができるようになるので、選択肢の幅が広がります。
また、内定者懇親会に参加したから内定辞退をできなくなるということもありません。
内定を得た企業とのいいすり合わせの場だと考えてぜひ一度は参加してみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
内定者懇親会についてまとめさせていただきました。
皆様のファーストキャリアとなる企業選びですので、ぜひうまくいくことを願っています。