こんにちは!
就活で必ずと言っていいほど聞かれることが「学生時代に頑張ってきたこと」いわゆる「ガクチカ」といわれるものです。
多くの就活生がサークル・バイト・ボランティアなどの内容をガクチカの内容として持ってきます。
しかし、
学生時代ほとんど研究室の実験などに追われて、ガクチカのネタが思い浮かばない…
理系学生さんだと、このような悩みを抱いている方もいると思います。
大丈夫です!
今回は理系学生でも書ける、研究室を使ったガクチカの書き方について紹介していきます!
研究室での内容も武器になる!
大学では実験に追われて、研究室の内容くらいしか話す内容がない…
と思われるかもしれませんが、研究室の内容も立派なガクチカになります!
研究室で研究をしていたと言っても、そこにはガクチカに仕える多くの要素が備わっています。
同じ研究室の仲間の「人間関係」
教授など「目上の人との関係」
研究の中でぶつかった「課題」とその「解決方法」
など、ガクチカでよく使われるエピソードが、研究室の中にもあります。
その内容をうまくまとめていくことができれば、他の就活生にも負けないガクチカの文章を作ることができます!
研究室以外のネタも探してみよう
研究室の内容がガクチカとして使えるとはいえ、書けるネタの持ち数は持っていた方が有利です。
「他の話はある?」と聞かれたときに、小さいことであっても答えることができれば、印象もよくなります。
メインで話したいことは研究室の内容だとして、そのほかにサブとなるような話のタネもぜひ考えてみましょう。
小さいエピソードでも構いませんので、バイト・サークル、その他関わったことの中から、自分をPRできるようなエピソードがないか探してみましょう。
研究室のネタをガクチカに使おう
それでは実際に研究室の内容をガクチカにしていきましょう。
ガクチカの書き方は文系理系も関係なく同じです。
「サークル」で頑張った内容が「研究」にテーマが変わるだけです。
大事なことは研究室の内容を書くときには、「研究の内容」よりも、そこで自分が「どのように振舞ったのか」を重視して書くようにするということです。
大学時代に頑張った研究の内容を話したい気持ちは大きいと思いますが、面接官は、専門職でない限り「研究のすごさ」よりも「あなたの人間性」を判断したいと考えています。
「学生時代に頑張ったこと」という内容ですから、あなたがどれだけ頑張ってきたのかということをメインのエピソードにしていきます。
研究室の中で具体的なエピソードを考えてみてください。
研究の途中で人間関係のトラブルはあったか?
教授と学生の間のコミュニケーションはどうだったか?
研究の途中で課題にぶつかって、困難になった時はなかったか?
そして、このような課題に対してどのように取り組んだのかを考えます。
簡単な例ですと、
「研究を行う中でなかなか結果がうまくいかなかったときに、もうだめだと思い諦めそうになったが、○○だと考え、方法を試行錯誤しながら研究を続けたところ、ついにうまくいった。このことから○○ということが大事だと学んだ。」
このような形にしていくことができれば、ガクチカになります。
基本的には、何が起こって(what)、どう考え(why)、どのように動いたのか(how)を意識して話が深堀していけます。
特に意識することは、研究を行う中で、あなたは何を学んで成長したのかということにつなげていけるようにしましょう。
主体性、諦めない心、やり抜く力、コミュニケーションの大切さなど、研究を行う中で大切だなと思った内容をここに持ってこれると説得力のある文章になります!
注意点
研究した内容はかみ砕いて話す。
ガクチカだけの話ではないのですが、研究の内容を聞かれたりした場合には、専門用語などはなるべく控え、相手にわかりやすいようにかみ砕いて話すようにしましょう。
せっかく話したのに、面接官に伝わらなければそのまま流されて終わってしまいますので、気を付けましょう。
なぜそのテーマを選んだのか、はっきりさせておくように
なぜその研究テーマを選んだのかということも聞かれることが多いので、事前に準備しておきましょう。
エントリーシートなどに書くときには省いてしまう内容かもしれませんが、必要な時の困らないように深堀しておきましょう。
可能であれば、そこに自分の抱いている問題意識であったり、これからの興味関心などといった内容を合わせてみると、いい自己PRにもつながります!
まとめ
いかがだったでしょうか
理系学生が研究室をガクチカにするときの方法をまとめてみました。
学生時代に時間をかけて頑張ってきたことですから、ぜひ自信を持って就活に臨んでいきましょう!