みなさん就活を始める上で、正しいメイクや髪型について理解できていますか?
面接試験や会社訪問など、就職活動では自分の魅力を短時間のうちに相手に伝えなければならない場面が多くあります。そのようなとき、メイクや髪型はあなたの印象を大きく左右することになります。
そこで今回はあなたの魅力をしっかりと伝えて好印象を持ってもらうための就活メイク,髪型についてご紹介します。
就活メイクしないとだめ?すっぴん,普段メイクと分ける理由
皆さんの中には、就活メイクが似合わないと思っていたり、普段のメイクにこだわりを持っていたりして、就活メイクに抵抗を感じる方がいるかもしれません。
しかし就活メイクとは普段メイクのように、自分を表現するためだけに行うものではありません。
可愛いと思ってもらうためではなく、社会人として信頼できる人だと感じてもらえるようなメイクを心がけることが大切です。
就活メイクは自分の社会人としての振る舞いを伝える出発点と言えます。
基本を押さえながら少しづつ慣れていきましょう。
清潔感重視の就活ナチュラルメイクをおさえる!
就活メイクのポイントはとにかく「ナチュラルメイク」を意識することです。
ナチュラルメイクを意識することで、清潔感がありフレッシュで知的な印象を相手に与えることができます。
【ベース】元気で血色の良い肌色を見せる
ベースメイクで意識するポイントは、健康的で元気な血色の良い肌に見せることです。
まずは、赤みやくすみを下地で消して肌色を整えましょう。
次に、ファンデーションですが、ファンデーションは主にパーウダータイプのものとリキッド,クリームタイプのものに分かれます。化粧の濃すぎない印象にしたいときはパウダーファンデーションを使って薄く伸ばして仕上げることをおすすめします。
しかし、乾燥肌の方はパウダータイプのものを使うと粉っぽさが目立ってしまうことがあるため、保湿力の高いリキッドタイプのものをオススメします。
リキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使う際には、ヨレやテカり防止のためにフィニッシュパウダーでさらっと仕上げましょう。
ファンデーションの色は自分の肌の色に浮かないように、自分の色よりワントーン暗いものを選びましょう。
肌荒れ・クマ・ニキビがきになる時は
忙しい就活生は肌荒れが気になることも多いのではないでしょうか。
肌荒れやクマ、ニキビなどは不健康な生活を連想させ、第一印象を下げてしまう可能性があります。
シミやニキビ跡にはカバー力の高いスティックタイプのコンシーラーを使って上から薄くパウダリーファンデーションをのせましょう。
くすみやクマ、乾燥カバーには肌馴染みの良いリキッドタイプのコンシーラーを使って、広範囲を指でぽんぽんと優しく叩いてカバーしましょう。
【眉】基本の黄金比を意識する
眉毛は顔の印象に大きく影響するパーツです。
色はダークブラウンやブラウンのものを使ってナチュラルに仕上げましょう。
ブラシで毛の流れを整えてから、毛量の多い眉頭などはパウダータイプで、毛量の少ない眉尻などはペンシルタイプで書くと良いでしょう。
形は、眉頭、眉山、眉尻の位置を意識して書くと綺麗なバランスが取れます。
眉頭は目頭の真上、眉山は目尻の真上、さらに小鼻と目尻を結んだ線の延長線上に眉尻が来るようにしましょう。このとき眉頭と眉尻は同じ高さになるようにします。
まずは基本の比率に沿った形を試して自分にはどんな形の眉が合うか研究しましょう。
【アイメイク】スーツに合う落ち着いた目元
アイシャドウのカラーはブラウンなど肌馴染みの良いラメなしのものがいいでしょう。
マスカラはまつげをビューラーで上げてから少量つけます。
スーツに合う上品な仕上がりの濃すぎないアイメイクを目指しましょう。
【リップ】イエベさんにはコーラル系、ブルベさんにはローズ系が◎
リップもベースと同様に自分の肌色にあったカラーを選ぶことが大切です。
イエローベースのお肌の方はコーラル系の色、ブルーベースのお肌の方にはローズ系のカラーが似合いやすいので、それぞれ自分にあった色を選びましょう。
ファンデーションで唇を押さえてから、ブラシを使って唇の輪郭をとってから全体に塗ります。
唇の輪郭を取ることで上品できちんとした印象を与えることができます。このときブラシで唇の縦方向に沿うように塗れば色持ちも良くなります。
【チーク】浮かない色味で統一感を出す
チークは顔全体の統一感を意識して塗るのがポイントです。
リップと同系統の色を選びましょう。
笑った時に出る頬の一番高い位置からこめかみに向かって、自然な血色感になるように柔らかくのせていきます。
講座を受けてみるのもおすすめ
メイクは慣れているけど、もしかして派手すぎるかも?
普段はすっぴんばかりでお化粧なんてなにも分からない!
そんな方々は一度就活メイク講座に参加してみることをおすすめします。
美容系企業などが行なっている就活メイク講座では、就活向けのメイクを実際に教えてもらえるだけでなく、あなたの希望するイメージに沿ったメイクを指導してもらえます。
さらに講座を受けてそのまま証明写真を撮りに行けば、ESにそのまま使える写真もおさえられます。
DHCの就活メイクセミナー
様々なメイクのノウハウを化粧品の選び方など1から学ぶことができ、時間や目的別に違ったメイク講習が用意されています。
資生堂の就活メイク
実践的な内容になっているのが特徴です。動画で何度も見直しできるようになっている点がおすすめポイントです。
まとめ
基本の就活メイクに慣れて来たら、業界や社風に合わせた自分流の就活メイクを研究すると良いでしょう。
身だしなみとしての就活メイクは自分基準でなく相手にどのように感じられるかを意識することが大切です。
「TPO」をわきまえた上で、自分の強みを伝えられる就活メイクの研究を心がけましょう。