マイナビのアンケートでは6割以上の就活生が、就活時に圧迫面接を経験したと回答しています。
面接官の高圧的な態度に押されてしまい、普段の実力を発揮できないことのないように、圧迫面接の対策法を知っておきましょう。
なぜ圧迫面接をするのか?
本来、面接では「ストレス耐性は測れない/人となりがよくわかることはない」はずですが、一部の面接官は圧迫面接により「ストレス耐性を測れる/学生の人となりがよくわかる」と誤った認識をしているのです。
そのような面接官の場合は「圧迫に屈さず、普段通りに回答する」だけで良いのです。そうすれば、ストレスに負けない人間だと評価を得られます。
どんな圧迫をされるのか
では、どのような圧迫をされるのでしょうか?
・「なぜ?」「どうして?」と何度もなぜ攻めにする
・にらむ、笑わない、威圧的な態度を取る
・学生の発言をすべて否定する
・怒鳴る
などが典型的な圧迫面接の代表例です。
対策法は?
「なぜ?」と繰り返し聞かれた場合は、学生側が圧迫面接だと思っても面接官側に圧迫の意図はなく、「もっと詳しく知りたい」「真の理由・原因を知りたい」という可能性があります。質問に対して漠然とした回答をしていないか、遠回しに話を切り出していないか、真の原因・理由を話せているか、今一度自分の話し方を振り返ってみましょう。そして、真の原因・理由を端的に話しましょう。
また、「ツッコまれそうなところ」をあらかじめと掘り下げておきましょう。自分でツッコミを入れ、回答を用意しておくのです。これは圧迫面接だけでなく、どんな面接にも強くなります。
他には意識的に面接担当者に威圧の意図はないと解釈し、いつも通りに対応するということもあります。
圧迫面接後は?
その場はやり過ごし、選考を継続するかの再考も視野に入れるの1つの手です。
上記のような態度をとる面接担当者がいる企業は、面接担当者を訓練できていない、すなわち、採用を軽視しているか、入社後も同様の態度で扱われる可能性があります。この後の選考を受け続けるのは、再考してもいいかもしれません。
まとめ
もし圧迫面接に会ってしまった場合は仕方ないと思って、いつもどおりに受け答えしましょう。上記の対策法などを用いてやり過ごした後、選考を継続するかの再考などもしていきましょう。