自己PRを書くにあたり、学生時代に経験したアルバイトを参考にしようとしている方は多いのではないのでしょうか?
今回はアルバイトの経験を上手く自己PRに落とし込む方法を解説していきたいと思います!
アルバイトについて話したら落ちる!?
では、本当にアルバイトの話を自己PRで話すと印象を悪くしてしまうのでしょうか。
これは一部本当で、一部が間違っています。
というのも、面接官が知りたいのは候補者の思考なのです。
なので単に業務内容を話すだけだとあまり良い印象を与えられないでしょう。
例えば、塾講師のアルバイトで「生徒一人一人に寄り添い、成績を上げた」ということや飲食店のアルバイトで「始めた頃はミスが多く店長に怒られ続けたが、一人前になりバイトリーダーになった」などです。
アルバイトの経験で大切なのは、アルバイトのエピソードを通して、そこで何を得たのか、発生した問題をどのように考え、どのように対処したかなどです。
自己PRに落とし込む3つのポイント
では、実際に自己PRでアルバイト経験を活かすにはどのようにしたらよいのでしょうか。
自己PRとはそもそsも自分を商品として、面接官に売り込むツールです。ですので、自己PRの中に他の候補生徒は違うオリジナリティーや、企業があなたを採用したとき企業にはどのようなメリットがあるのかを想像させることが必要となります。
そこで以下の3つのポイントを見ていきましょう。
1.自分の強みをアピール
自己PRでは自分の強みをしっかりとアピールしましょう。
「私は〇〇ということができます」という強みを述べると同時に、「アルバイトで〇〇という経験があり、□□することで対処できるのではないかと考え、△△を実行したところ売り上げを30%アップすることができました」などの具体的な中身を説明しましょう。
その際、数字などを取り入れて(上記だと30%)アピールすると面接官などがより想像しやすくなり効果的です。
2.業務内容を詳しく説明する必要はない
上記の通り、自己PRで面接官が知りたいのは候補者の思考です。
ですので、世間一般的に特殊なアルバイトでない限り業務内容について詳しく説明する必要はなく、そのアルバイトを通してどのように考え、どのようなものを得たかについて詳しく説明しましょう。
またアルバイトを行う上で、当たり前のことをしていることを述べるのもNGです。当然の業務内容でなく、突出した何かを述べれるようにしましょう。
3,仕事への活かし方について述べる
自己PRでは、企業があなたを採用したとき企業にはどのようなメリットがあるのかを想像させることも重要となります。
この後説明する「現在→過去→未来」の流れにも繋がるのですが、過去のアルバイト経験を今後(企業に採用されたら)どのように活かせるかについて説明しましょう。
アルバイト経験で得た自分の能力を仕事にどう活かすかを他人に想像しやすいように述べましょう。
自己PRの鉄則「現在→過去→未来」
自己PRで最も重要なのは「現在→過去→未来」の流れです。
現在の自分を分析し、そのルーツを持つ過去の内容から、未来へどう活かすかを自己PRの中に落とし入れましょう。
これを行うだけで、より魅力的でより説得力の自己PRとなります。
上記のようにアルバイトの経験を「現在→過去→未来」の流れに落とし入れて、自己PRをより良いものにしましょう。
まとめ
アルバイト経験を自己PRに入れ込むことは、どんな人間であるのかを知ってもらい、就職後、仕事に取り組む姿をのイメージをしてもらいやすくなります。
アルバイトの経験を振り返り、「現在→過去→未来」の流れに落とし入れ、自分のアピールポイントを見つけていきましょう。