【参加するメリットとは?】内定者懇親会について詳しく解説!

就活ノウハウ

就活も終盤に至り、内定も無事に獲得して一安心したところで案内されるのが、内定先の「内定者懇親会」です。

内定者懇親って、選考に影響があるの?どんなことをするの?

絶対に参加しないといけない?断ったら、内定を取り消される可能性はある?

 

「内定懇親会」についてなんとなく聞いたことはあるものの、詳しいことが分からないため不安に感じる、という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、新卒にとって重要イベントである「内定者懇親会」について基礎知識やマナーなどの気になるポイントをまとめてご紹介します。

社会人として幸先のいいスタートを切るためにも、参加前に内定懇親会への理解を深めておきましょう!

なぜ内定者懇親会を開催するのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも、企業が内定者懇談会を開催する目的は何なのでしょうか?

それは、内定者の入社に対する大小の不安を軽減すること、そして入社後もスムーズに業務に取り組めるようにすることにあります。

 

・説明会や面接では詳しく触れなかった内容も含めて語り、会社への理解度をアップして欲しい。

・リアルな社内の雰囲気を肌で感じて、入社後の働く姿についてポジティブなイメージを持って欲しい

・内定者同士の親睦を深め、先輩社員との縦のつながりを作っておくことで、入社後に働きやすい環境を作って欲しい。

 

といったことが挙げられるでしょう。

このような目的があることは確かですが、企業が内定者懇親会を開催する一番の目的は、内定辞退を防止するためです。

企業の採用活動にはコストも労力もかかっており、決して簡単にできるわけではありません。せっかく採用した人材に内定辞退をされてしまうと、また新たに人材を採用しなければならず、企業にとってはデメリットが大きいのです。

それを防ぐためにも、内定を出した学生と積極的にかかわりを持つことで不安を解消し、入社をしてもらいたい。そんな思いで、企業は内定者懇親会を開催します。

内定者懇親会が開かれる時期はいつ?

 

懇親会が開かれる時期は、企業によって様々です。

一般的に「内定式→懇親会」という流れも多いため、10月近辺が一般的であるようです。

基本的に懇親会は、内定者が出揃ってから開催されるものですが、企業によっては入社までに2回ほど懇親会を開く場合もあります。

内定者懇親会では何をするのか

 

そもそも内定者懇談会は、これから一緒に働くことになる同期や、先輩社員との初顔合わせの場であり、親睦を深めるためのものです。

内容は企業によって様々ですが、内定者同士の自己紹介、先輩社員との交流、職場見学、グループワーク、食事会や飲み会が主に行われる内容です。最近では新型コロナウイルスの影響で、オンラインで開催する企業も増えてきています。

グループワークでは、グループ内の仲を深めるためのチーム対抗戦形式のワークや、実際のビジネスの現場を再現して体験してもらうワークなど様々なワークが行われます。事前にテーマや課題を出されて、各チームの代表者が発表、もしくは全員に発表するワークもおこなわれたりもします。

グループワークの目的は共同作業で同期との仲を深めることですので、あまり気負いすぎずに楽しくやりましょう。

そのほか、各企業によっては、バーベキューやスポーツ観戦、女子会など個性のある内容が行われたりもします。

気を付けた方がいいことはある?

 

内定者懇親会に参加する際に、気を付けておいた方がいいことは何でしょうか?

まず内定者懇談会には、就活の時ほど身構えずに気軽に参加して大丈夫です。

ここまで説明してきたように、内定者懇談会を行う一番の目的は内定者辞退を防ぐことであり、内定者同士や先輩社員との交流を深めるためのものですので、企業側も内定者に気軽に参加してもらいたいと思っています。

しかし、あまりにも場にそぐわない行動を取ってしまうと、恥ずかしい思いをすることもあるので、社会人としての最低限のマナーは押さえておきましょう。

1,服装や髪型

内定者懇親会のなかで職場見学や、研修などを行うときにはスーツで来るようにと言われることが多く、食事会などの交流会中心の場合は私服で良いと言われることが多いようです。

服装については、スーツの指定がない限りは、基本的には私服で大丈夫です。しかし、あくまでも会社の催しですので、オフィスカジュアルの服装が無難でしょう。

髪型や髪色については、就活の時のように黒髪にする必要はありません。しかし、清潔感は保っていた方が好印象です。

たとえば、ボサボサの無造作ヘアーや、前髪で目が全部隠れているような髪型、金髪や派手なカラーの髪色は、企業の社風にもよりますが、先輩社員に良い印象を与えない可能性があります。

また、女性の場合、メイクやネイルはナチュラルな印象のものにしておくと良いでしょう。

濃すぎる化粧や、長すぎるつけまつ毛、派手な色のリップやネイルは、懇親会という場にはふさわしくありません。就活終了後に髪色やネイルを派手にしている場合は、内定者懇親会の前には身だしなみを整えておくと良いでしょう。

2,言葉遣い

内定者懇親会で会話をする際は、フランクな場であっても、言葉遣いに気をつけるようにしましょう。先輩社員はもちろん、同僚に対しても礼儀をわきまえた話し方をすることが大切です。「親しき仲にも礼儀あり」なのは言うまでもありませんが、社会人として失礼のない言葉遣いを心がけましょう。

初対面で悪い印象を与えてしまうと、挽回するまでに長い時間がかかります。入社後には自分の仕事を覚えるのに一生懸命で、なかなか関わりを持てない先輩社員などもいるかもしれません。そんな方に失礼をした場合、挽回できるチャンスはなかなか巡ってこないでしょう。

そして、社内の人間関係についても、不用意な発言はしないようにしましょう。また、お酒の場だからといって、つい友達と話すような「タメ口」を使ったり、下ネタや自慢話を言わないように気をつけましょう。新人だから多めにみてくれる人が多いとは言え、羽目を外しすぎないようにしましょう。

3,食事のマナー

内定者懇親会が、会場に出向いて食事会だった場合の、大まかなマナーについて紹介します。まず常識的なマナーですが、例えばどんな料理であっても、スープや飲み物を大きな音ですすったり、口を開けたまま食べ物を嚙んで不快な音を立てたり、口に食べ物を入れたまま喋ったりするのはNGです。

また、食事会の場が立食スタイルであった場合は、自分の好きな料理を、自分で取り分けることのできる「ビュッフェ形式」である場合が多いです。限られた料理をみんなでシェアするわけですから、社会人としての良識を守り、一人で欲張って取り過ぎたり、並んでいる列に逆行したり、割り込んだりしないようにしましょう。

そして、あくまで会社の懇親会ですので、先輩社員を差し置いて、真っ先に料理を取りに行くのは避けましょう。また、立食パーティでは会場の端に椅子が置いてありますが、全員分は用意されていません。年配の人や体調がすぐれない人のために設けられた席ですので、若くて体調の良い内定者はなるべく座らないのがマナーです。

次に、自由に席を選べるようになっている着席スタイルの場合は、内定者は「下座」側に座りましょう。下座とは、通路側や出入り口に近い方の席のことです。一般的に地位が高い人から順に奥の上座に座り、新人は手前側の下座に座るという慣習があります。

そして、乾杯のタイミングになったら起立し、乾杯の発声と同時に飲み物を掲げましょう。同僚、先輩、上司に関係なく周りの人に、「氏名+よろしくお願いします」など、挨拶をしましょう。また、全員と乾杯し終わるまで、グラスには口をつけないようにしましょう。

また、キャンプ場や屋上でのバーベキューといったアウトドアスタイルの食事会の場合は、店の人が食事を用意してくれたり片付けてくれたりしないことが多いため、参加者全員の協力が必要になります。内定者は先輩社員が動いているのをボンヤリ眺めて待っているのでなく、自発的に指示を仰いで作業を手伝うようにしましょう。そうすることで、同期や先輩たちと自然と会話が発生し、交流を深めることができるはずです。

4,お酒は飲まないといけないか

内定者懇親会では、飲み会が行なわれることも多くあります。

先輩社員でもお酒が飲めない人はいるので、お酒が飲めなくても飲み会に参加しても大丈夫です。お酒が苦手だと、飲み会の場が不得意な人もいると思いますが、懇親会に参加すると表面的には見えなかった部分が見えやすいので、参加する価値はあると思います。

そして、飲み会の場でお酒を勧められた場合も、お酒が飲めないのであれば断っても大丈夫です万が一にも、お酒を飲むことを強要されるような場合は、一度辞退を考え直してもいいかもしれません。

逆に、お酒に飲まれてしまって、失礼な対応をしてしまわないように気を付けることも大切です。入社してから苦労してしないように、飲み会は程々に楽しみましょう。

結局、内定者懇談会には参加した方がいい?

これまで内定者懇親会の目的や、内容について紹介してきました。

結局、内定者懇親会には参加した方がいいの?

 

という疑問についてですが、予定が合うのであれば、積極的に参加することをおすすめします。

面接の時には聞けなかった、現場の声を聞けるチャンスでもありますし、就活の時のような堅苦しい場でもありません。内定者懇親会の結果で、内定が取り消されるという心配も余程のことがない限りはありませんので、「顔くらい出してみるか」といったような気軽な気持ちで参加すれば良いと思います。

内定懇親会に指定された日時に都合がつかない場合は、不参加を申し出ても大丈夫です。

ただし、内定懇親会に「参加必須」と書いてある場合は、ただの親睦会ではなく、研修が含まれている場合がありますので、企業と相談してみてください。

また、その企業に対して入社するか迷っているという状況であれば職場の雰囲気や、同期や先輩の人柄を知ることができるため、選択肢の判断材料が手に入ります。迷っているのであれば、なおさら内定者懇親会に参加してみることをおすすめします。

内定者懇親会に参加したから、内定辞退をできなくなるということはありません。ただし、内定懇親会が入社ギリギリの場合には辞退が難しい場合もありますので、注意しましょう。

内定懇親会は、企業について深く知ることができるチャンスです。参加するデメリットもありませんので、ぜひ参加してみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

内定者懇親会が、多くの企業で開催されており、その内容は様々ですが、参加するメリットは多いです。学生同士の飲み会とは異なりますが、緊張して肩をこわばらせて参加するようなものではありませんので、ぜひ積極的に参加してみましょう。

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