オンライン説明会・面接が一般的になって久しいですが、事前の対策をせずに臨むのは避けるべきです。
対面形式とは異なり、通信トラブルや会話のタイムラグが発生しやすいといった課題がある一方で、移動の負担がなく、自宅で落ち着いて準備できるという大きなメリットもあります。こうした特性を理解し、万全の準備を整えることで、オンライン説明会・面接をより有利に進めることができるでしょう。
今回、実際にオンライン説明会やオンライン面接を経験した担当者が、「好感を持った例」と「大丈夫?と感じた例」をご紹介します。

オンライン面接で「えっ?」と思ったことはありますか?

面接の途中で、お母様が登場したことありますよ!
こんなことが無いように、ネットワーク環境やカメラ・音声の事前確認は当然ですが、周囲に自身以外の人物がいらっしゃる場合は、可能な限り周りへ協力依頼をしましょう。
バーチャル背景を使っていませんか?
特にオンライン面接・面談で面接官が見ているポイントの一つにカメラに映る『背景』があります。
我々の独自の調査によると採用担当者の多くは“バーチャル背景”や“ビジュアルエフェクト”の使用にあまり良い印象を持っていないようです。
【基本中の基本】
1.白色系or淡い色単色の壁紙で照明が適度に明るい室内
2.白色系or淡い色単色のカーテンで照明が適度に明るい室内
3.整理整頓された室内で一部が白色系or淡い色単色の布で覆われている室内
4.整理整頓された明るい室内
バーチャル背景やビジュアルエフェクトは、使用せず面接・面談に臨む方が良いと言えるでしょう。
各々の状況に合わせたポイントについて、簡単にご説明します。
1.白色系or淡い色単色の壁紙で照明が適度に明るい室内
もし自宅内に該当する場所がある場合は、時間帯などを考慮しカメラの向きなどを調整し、設定しておくと良いでしょう。
2.白色系or淡い色単色のカーテンで照明が適度に明るい室内
1. 同様に自宅内に該当する場所がある場合は、時間帯などを考慮し設定しましょう。ただ、気をつけなければならないのは風です。
エアコンや外からの風の影響でカーテンが揺らぐことがあるので注意しましょう。
3.整理整頓された室内で一部が白色系or淡い色単色の布で覆われている室内
どうしても動かせないもの・生活感が出てしまうものなどは、布で覆うだけで大きく印象が変わります。シーツやタオルなどでも代用できますので、お試ししてはいかがでしょうか?
4.整理整頓された明るい室内
本棚などがある場合は、できるだけ高さやジャンル・カテゴリ毎に整列するようにしましょう。
履歴書の自己PRやESのガクチカに記載した内容に通ずる書籍を敢えて見えるように並べた学生さんにも出会ったことがあります。
【バーチャル背景やビジュアルエフェクトをあえて使用するなら】
無地白系一色の背景(画像)を用意しましょう
どうしても、バーチャル背景やビジュアルエフェクトを利用する場合は、事前にご自身で用意し、各ツールへ登録されておくと良いでしょう。
1.各オンラインツールにデフォルトで登録されている背景・エフェクト
2.各オンラインツールで提供されている“ぼかす機能”
それぞれのポイントについて、簡単にご説明します。
1.各オンラインツールにデフォルトで登録されている背景
普段から使用されており、そのままの設定でオンライン面談・面接に臨まれていませんか?
素敵な部屋ですね!や、素敵な場所にいらっしゃいますね!とは、絶対になりません。
2.各ツールで提供されている“ぼかす機能”を使う
ぼかしているから大丈夫!と、思っていませんか??
断言します!ハッキリと見えないだけである程度、部屋の状況を把握することができます!ので注意しましょう。
オンライン説明会の場合は?
説明会の規模によって対応しましょう
オンライン説明会の場合は、少人数(5名未満)の場合は、上記同様に気をつけましょう。
10名以上のオンライン説明会の場合は、「気にならない」と答えた採用担当者の方が、ほとんどでした。
一人当たりの表示サイズの影響だと思われます。
前回、ご紹介した【対策必須!】オンライン面接の流れとポイント解説こちらもあわせて確認されることをオススメします。特に、
志望度が高い企業の説明会へ参加する場合は、ぜひ実践してみてください。
- 表示名を、「〇〇大学_名前」に設定する
- アイコンやプロフィール画像を設定する
- 説明会中は、ビデオをONにする
まとめ
いかがでしたか?
オンライン面接は、すでに多くの企業が取り入れています。
事前準備をしっかり行っておけば、移動の必要もないため、自宅でリラックスして面接に臨めます。
オンライン面接が決まったら、こちらの記事の内容を参考に、しっかり対策して、好印象を残しましょう。