就活生のみなさんは、企業研究とはなにか、正しく理解できていますか?
企業研究は就活のみならず、転職をする際にも役立ちますのでしっかりと理解しておきたいものです。
しかし、「業界研究との違いが分からない」「必要な理由がよく分からない」という声をよく聞きます。
そこで今回は企業研究の目的、メリット、注意点について説明します。
企業研究とは:業界分析との違い
そもそも企業分析とは、それぞれの企業の事業内容、規模、社風などを比較し、分析することです。
しかし、似たようなものに業界分析がありますが、企業分析と混同しがちです。
業界研究とは、業界の大まかな動向や特色をつかむものですが、企業研究はその上で各企業の特色を分析するものです。
つまり、業界研究は企業研究の前に行うべきです。混同せず、段階を踏んで取り組みましょう!!
業界研究については以下の記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
企業研究のメリット
企業研究は就活を有利に進めるために有効です。
主に3つのメリットがあります。
①自分に合う企業が具体的に分かる
これは企業研究の最大のメリットと言えるでしょう。
具体的に言うと企業の社風を知るだけで、自分との相性を見極めることができます。
例えば体育会系の環境にずっと身を投じていた人は、体育会系の職場に馴染み安いでしょう
反対に、そういったガツガツした人間関係に不慣れな人は少しクールな職場の方が働きやすいのかもしれません。
また、自分のやりたいことと企業の方向性が合致しているかも重要です。
なんとなくのイメージで入社して、思ってたのと違うではもったいないです!
自分の性格と相談して合う企業を見極めましょう!
②志望動機のクオリティが上がる
就活で必ず問われる志望動機ですが、人気の企業になるとありきたりな動機では周りとの差別化ができません。
しかし、しっかりと企業研究を行った上での動機は圧倒的に筋が通っています。
反対に、自分の企業のことを調べずに面接にくる学生は基本的に人事に方からの評価は低いでしょう。
企業分析をせずに志望動機を語るのは危険と言えるでしょう。
入社後のビジョンが見える
入社後にどのような人生を歩むのか、何もしなければ考えにくいものですよね。
その企業に長く残るのか、早々に独立するのかなどの見通しは企業研究が大きなヒントになります。
具体的に言うと、その企業の将来性を分析することで、長く企業にいたら本当に安泰なのか見分けることができます。
ぜひある程度先まで見越した就活を実現させましょう!
間違った企業研究とは?
企業研究のメリットはお分かりいただけたのではないでしょうか?
就活で役に立つ企業分析ですが、がむしゃらにやるだけでは意味がありません!
以下の間違った企業研究は避けるようにしてください!
1つの固定企業に固執してしまう
就活をする上で第一志望が決まっている人もいるかもしれません。
しかしそういう人こそ注意が必要です。
この企業がベストだ!と思い込むことで視野が狭くなる可能性があります。
そうなってしまっては本末転倒です。
一度フラットになって、今まで考えたことのなかった企業にも目を向けましょう!
仕事内容の分析だけで終わらせてしまう
企業研究をする上で企業がどのような事業を展開しているのか?具体的にどんな仕事をしているのか?は調べると思います。
わかりやすく企業の傾向がつかめる気がしますが、これで満足してはいけません!
仕事内容で志望企業を即決してしまい、あとでほかの企業でもできる仕事だと発覚することもあります。
中途半端に終わらせず、細かく分析しましょう!
まとめ
企業研究についての理解は深まりましたか?
なるべく早い時期に行うのが最も効果的です。
以下の記事を参考にしながら、すぐに取り組みましょう!