地方大学生のみなさんは、就活に対して東京近郊の大学生とは違った壁があります。
例えば、大手企業の本社は東京や大阪などに集中しており、そこまで移動するのに時間や交通費がかかります。
主にその原因は立地によるものですが、立地がもたらす違いは他にもあります。
企業の合同説明会も東京近辺では頻繁に開催されますが、地方では参加する企業数も回数も限られます。
三年生5,6月のインターン真っ盛りな時期にも地方学生には授業があるため、東京の企業のインターンに参加することが難しくなります。
このようなことにより情報や経験にも違いが出てきてしまいます。
そのため、地方の大学生は東京の就活生とは違ったアプローチをしなければなりません。
今回はそんな地方大学生におすすめのサービスを紹介させてもらいます!
宿泊先の便利サービス
①就活シェアハウス
就活シェアハウスとは就職活動を行う地方学生向けのシェアハウスできるサービスのことです。
価格も一般のビジネスホテルに比べると低価格で、食費も同居人と一緒に料理して割り勘することができます。
同居人と就活についての情報をやりとりすることで、自分の知識を増やしながらコミュニケーション能力も養えるという点でもおすすめなサービスです。
②民泊
民泊サービスとは住宅の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊させるサービスのことです。
民泊は一般のビジネスホテルに比べて低価格なので宿泊費を抑えたい地方就活生にお勧めです。
一人の時間を大切にしたいと言う方は一人でお部屋を借りましょう。
複数人で宿泊するゲストハウスなどはさらに低価格である場合が多いです。
地元で始められる東京就職への近道
③オンライン説明会を視聴する
オンライン説明会とは、ソーシャルメディアなどを活用したウェブサイト上で開催される採用説明会のことです。
オンライン説明会を利用すれば、会場まで出向かずにオンライン上で企業説明を受けることができます。
地方から出向かず参加できるという点だけでなく、チャット機能などを利用すればその場で疑問を解消できると言うメリットもあります。
また、生放送型とオンデマンド型があり、自分のスケジュールに合わせて視聴できる点も忙しい就活生には嬉しいポイントとなっています。
④オファー型就活サービスを使ってみる
オファー型就活サービスとは、就活生が自分の基本情報を登録して、企業側が就活生にオファーを出すという形式の就活サービスのこと。
一般的に就活と聞くと学生が企業に出向いて内定をもらいに行くイメージがあると思いますが、このサービスでは逆に、企業側が学生を探して採用する流れになって居ます。
やりとりを通じて知りたい情報を確認してから現場に向かうことができるので無駄な移動を省くことができると言う点でおすすめです。
また、知らなかった企業からオファーが来て興味の幅が広がることもあります。
オファー型就活サービスも様々な種類があり、それぞれに特徴があるので自分にあったサービスを活用しましょう。
⑤就活エージェントを活用する
就活エージェントサービスとは、就活を専属アドバイザーにサポートしてもらえるサービスのことです。
多々ある就活エージェントの中には地方学生に特化したものもあります。
地方学生のために交通費や移動時間を考慮したスケジュールたてを手伝ってもらえるので、一人で就活スケジュールを立てるのに不安がある方におすすめです。
一対一で担当者が付き、SNSなどでのやりとりを通じてアドバイスをもらえるので、効率よく就活を進められます。
⑥Facebook コミュ二ティに参加する
就活に難を感じる地方就活生の就活支援をしたい、地方学生を採用したい企業と地方学生を繋げたい、という方々によって開設されているFacebookコミュニティもあります。
地方学生同士の情報交換や地方学生の就活方法についての勉強会なども行なっており、地方学生の皆さんが協力して就活に挑める場所と言えます。
⑦OB訪問用マッチングサービスを利用する
OB訪問とは、一般的に大学生が就職活動を行うときに情報収集のために自分の大学のOBを訪問することです。
企業説明会やインターンが決まった日程に開催される一方で、OB訪問は相手とのスケジュールさえ一致すればいつでも行うことができるという点で地方学生におすすめです。
OB訪問では企業の説明を聞けるだけでなく、ESの書き方や面接練習、必要な知識など様々な面から就活に対するアドバイスをもらうことができます。
また、OB訪問サービスを利用すれば、自分の出身大学を卒業した社会人以外にも、自分の就職したい企業に勤めている社会人の方などからも話を聞くことができます。
場所も関東に限らず全国各所の社会人からアドバイスをもらうことができるので交通費も抑えられます。
「OBトーク」アプリを利用すれば、自分のプロフィールを入力するだけで社会人から声がかかるので手軽にOB訪問できるのでおすすめです。
まとめ
人材不足のながれもあり、企業側も地方学生の採用に力を入れています。
地方学生だから不利になると焦らずに、最新のサービスを取り入れてしっかり活用して行きましょう。
自分から情報を取りに行く姿勢を忘れずに、積極的にかつ能動的に就活をすすめて行くことが大切です。