就活生なら「合同説明会」「合説」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「本当に行べきなの?」「結構疲れるって聞くけど…」と不安に思っている就活生も多いでしょう。
そこで今回は、合同説明会とは何かということと参加するメリットやデメリットについてご紹介します。
合同説明会とは?
それではまず、合同説明会とは何かについて紹介します。
合同説明会とは、多くの企業が集まって一緒に説明会を開くことです。その規模は様々ですが、大手ナビサイトが主催している合同説明会では、大企業が来ること多いです。
各企業はそれぞれブースを設け、会社の概要やアピールポイントを説明したり、インターンの募集を呼びかけたりします。
時期的には通常、春から夏、具体的に言うと3~8月に多く開催されます。
参加するメリットとは?
それでは、合同説明会に参加するメリットはあるのでしょうか?
今回は4つのメリットを紹介します。
①社員の方と直接話せる
合同説明会では、各企業4~7名くらいの社員の方がいらして、ブースを開きそれぞれの企業の説明をします。
そのため、現場の社員の声が聞ける良い機会です。OB訪問の代わりにもなります。
ブースもそこまで大きくないことが多いので、気になることは気軽に社員の方に質問できるでしょう。
また、ほかの学生がどのような質問をしているかメモをしてもいいかもしれません。
②知らなかった企業を知れる
合同説明会では、会場や開催時期によっては、なんと100社以上が出展することもあるんです。
「知らない会社だけど、なんとなく気になる…」と思ったら、ためらわずに話を聞いてみましょう。
1日で多くの企業の話を聞けるいい機会なので、気になった企業の話は、積極的に聞きに行きましょう。
③選考対策ができる
合同説明会では、企業のブースだけでなく、選考対策に特化したコーナーが設けられていることがあります。
例えば、模擬面接コーナーやES添削コーナー、グループディスカッション体験コーナーなどが挙げられます。
さらにほとんどの場合、就活に詳しい専門家が、そのコーナーにいるため、適切なアドバイスがもらえるでしょう。
社会人の方に選考対策してもらえるいい機会なので、そのようなコーナーも上手く利用しましょう。
④就活仲間ができる
また合同説明会の各企業のブースはあまり大きくないので、他の学生と話す機会もあるでしょう。
お互いに就活という共通の話題があるので話しやすいのではないでしょうか。
就活は情報戦ともいえるので、同じような業界を狙う仲間を作っておいて損はないでしょう。
また、友達にならなかったとしても、合同説明会では就活を積極的に進めている学生の多さや熱気を体感することができます。
それにより、自分の就活のやる気を奮い立たせることができるでしょう。
デメリットとは?
それでは、合同説明会に参加するデメリットはあるのでしょうか?
考えられるデメリットとしては3つあります。
①詳しい情報が得られない
合同説明会では、複数社の話を聞けますが、逆に言うと一社あたりの説明時間はとても短くなります。
具体的に言うと、だいたい20~30分ほどが多いでしょう。
興味のある少数の企業から詳しく話を聞きたい場合は、期待するような情報が得られないこともあるでしょう。
②とにかく疲れる
また、合同説明会は多くの学生が訪れるため、非常に混雑しています。
大きなイベントであれば長い行列に並んで入場したり、人混みを掻き分けながら広い会場内をまわらなければなりません。
また、人気の企業だとブースがすぐに埋まってしまい、立って話を聞かなくてはならないこともあります。
そのため、行って帰ってきただけで予想以上に疲れてしまいます。
③なにをしていいかわからなくなる
合同説明会では、人混みや企業の多さに圧倒されてしまいがちです。
目的をもって行かないと、なにをしていいか分からなくなることがあります。
そのため、とりあえずで行くのではなくて、目的を明確にし、どこの企業をまわるのかも決めておくようにしましょう。
まとめ
今回は、合同説明会のメリットやデメリットについて紹介しました。
就活を進めていく上で、様々な説明会に行く機会があるでしょう。
一つ一つのメリット・デメリットを見極め、目的を持って参加するようにしましょう。