【インターンの選び方ってなに?】今のあなたに本当に必要なインターンはコレ!

インターン

就活生ならば、一度は「インターンシップ」に参加すべきか考えたことがあると思います。既にインターンシップに参加したという方、これから参加する予定という方もいらっしゃるでしょうが、インターンシップはどのような基準で選んだのでしょうか?

インターンシップは参加さえすれば、必ず就職に有利になるというものではありません。

また、インターンシップには、目的や期間によってそれぞれ特徴があります。

自分の貴重な時間を使ってインターンを受けると決めたのならば、なんとなく参加するのはもったいないです。目的意識を持ってインターンシップを選び、参加することによって、インターンの経験が就活を有利に進めることに繋がります。

そこで、今回はインターンシップの種類の大まかな説明に加えて、目的別による選び方をご紹介します。

1.インターンの種類とポイント

インターンには、いくつかの種類があります。

それを知らずに漫然とインターンに参加してしまうと、インターン期間中も目的が定まらず、ただ言われたことをこなすだけで終わってしまうでしょう。

そのような体験を元に面接でインターンを受けて得たものを話したとしても、誰でも言えるような薄い内容しか出ないため、面接官を納得させることは難しいです。

ですから、今の自分の就活状況や、目的を明確にした上で、それに合ったインターンを受けていきましょう。

ここであげられる、インターンの期間・内容は必ずしも全てのインターンを網羅しているわけではありませんが、まず基本ポイントを押さえていきましょう。

2.ワンデイ・中期間・長期間

(1)【ワンデイ型】は説明会型

インターンシップのなかでも、一番短期間であり、1日で終わるインターンです。

ワンデイインターンのメリットは開催日が多く、拘束時間も短いため、数多くの企業に足を運べることです。また、面接などの特別な選考等もないことも多いため、1番気軽に参加でき、様々な業界・職種を知りたい場合にも役立つインターンシップでしょう。

なお、ワンデイインターンの多くは短い時間の中で行われるため、実務体験の機会はほぼありません。職業体験というよりは、企業の内部を見ることで社内の雰囲気を肌で感じたり、実際に働いている方の話を聞いたりして、大まかな職場のイメージを掴める場として捉えることができます。気になった企業のワンデイインターンを受けてみて、今後の企業研究に生かしてみると良いでしょう。

(2)【短中期型】はプロジェクト型

短中期型とは、開催期間が2日〜1ヶ月程度のインターンです。

1週間〜1か月程度のインターンシップは学校が長期休みに入る期間に開催される場合が多く、夏休みの場合はサマーインターンシップ、冬休みの場合はウィンターインターンシップと呼ばれます。

行われる内容としては、インターン生でグループになり、企業が扱うプロジェクトや直面する課題について話し合ったり、新商品開発に携わったりします。最後にグループごとに、プレゼンテーションを行うといった流れを設定していることも多いようです。

同世代の人との共同作業が多いため、就活のモチベーションが上がったり、刺激をもらったりする事ができます。また、人の前で発言をしたり、発表をしたりすることで度胸がつくでしょう。

中期間型のインターンでは、企業はワンデイのような短時間では知ることができない、学生の能力を評価していると言われています。その評価対象は、グループワークでどのような働きをしているのか、コミュニケーション力や問題解決能力、社風にあっているのかなど、多岐にわたります。参加に際しては書類選考や面接等が設けられることが多いですが、就職したい企業が決まっている場合は、インターンシップに参加しておくことでチャンスが広がるでしょう。

(3)【長期間型】実践型

長期間型とは、開催期間が数ヶ月〜1年以上という、まとまった長い期間で行われるインターンです。短中期型と比べると募集している企業は少ないですが、中小企業やベンチャー企業での開催が多いようです。

長期間型では、担当の部署が決められるため、参加した学生は社員と同等の業務に携わりながら、実践的に経験を積めることができます。そのため、長期間型インターンシップが終わる頃には、企業の全体的な構造を理解することもでき、即戦力として役立つ能力を得ることが期待できます。

また、長期間型は時間に余裕があるため、しっかりと企業の体制や特質を知った上で、自分に合った仕事かどうかを見極めることができるのが、ワンデーや中期間型のインターンシップとは大きく異なる点です。

長期間型インターンは、ベンチャー企業での開催が多いことから、採用直結型であったり、成果によっては就職活動で有利になったりする場合が多いようです。そのため、長期間型のインターンをしっかり目的意識を持って参加できたのであれば、自分の大きなアピールポイントになるでしょう。

採用直結型であったりすることから、長期間型インターンの選考は、本選考と同じくらい慎重に行われます。いくら学生側にインターンシップに参加する意欲があっても、採用されない場合もあることを頭に置いておきましょう。

3.無報酬型・報酬型

【無報酬型】

ワンデイ型や中期間型は、基本的には無報酬であることが多いです。

【報酬型】

インターンの中には、報酬が出るものもあります。長期間型の場合は、時給や日給などの形態は異なりますが、報酬型であることが多いようです。就活中は交通費等などの出費もかさむため、お金も稼ぎたいと思っている人には嬉しいインターンでしょう。しかし、長期間型であれば必ず報酬が支払われるわけではありません。参加申込みをする前に、募集要項をよく確認しましょう。

4.目的別インターンの選び方

今のあなたの就活状況や、目的によって受けるべきインターンは変わります。

以下に、目的に合わせたインターンの選び方をご紹介しています。

あなた自身に当てはめて、今受けるべきインターンを把握しましょう!

(1)就職活動の練習がしたい

就職活動の練習がしたいのであれば、選考があるインターンを受けてみるのが良いでしょう。

面接は緊張しますが、数をこなして慣れていく部分もあるため、選考有りの短期間インターンを受けて多くの面接を経験してみましょう。面接官の前で話す良い練習になります。

また、いくつかの職場で実際に働いてみることは、就活における”場馴れ”のコツを掴むのに必要な経験であると言えます。

そして、インターンシップ中は、学生であっても社会人として扱われることも多いため、自ずとビジネスマナーを身に付けることができます。

(2)自分に合った職業を見つけたい

ワンデイ型インターンは説明会型であるため、実際にその職業が自分に合っているかまでを判断することは出来ません。しかし、ひとつのインターンに数ヶ月〜1年かかってしまう長期間型に参加すると、他の職業や業界のインターンを受ける時間が無くなってしまいます。

短中期型の中でも2〜3週間のインターンであれば、その職業のイメージを大まかにでも体験して掴むことができる上、他の職業のインターンを受けることも出来るでしょう。

また、興味のある職業が決まっている場合でも、企業によって仕事内容が異なる可能性があります。インターンシップを通して職業体験をすることで、自分の向き不向きと企業とのマッチング具合を知ることが出来ます。

(3)気になっている企業の実態が知りたい

気になる企業の実態や、社風が自分と合うのかを知りたい場合は、長期間型のインターンを受けることをおすすめします。

長期間型はベンチャー企業で開催されることが多いようですが、それ以外でも自分の気になる企業があれば、なるべく長期間のインターンを募集していないか調べてみるのが良いでしょう。

やはり長期間の方が、インターン中に社内の雰囲気なども把握することが出来ますし、企業の全体的な構造を肌で感じることができるため、とても意味のあるインターンになるでしょう。

(4)インターンから就職したい

一部ですが、インターン終了後に内定を出す企業もあります。就職を希望する企業のインターンに参加して、インターン終了後に内定をもらえるのであれば逃す手はないですよね。「絶対この会社に就職したい!」と意思が固まっている人は、まずインターンシップを探せるサイトで検索をしてみましょう。

オススメのインターンサイトはこちら!↓
https://internshipguide.jp/

5.インターンを受ける際の注意点

(1)企業をよく調べる

インターンの参加申し込みをする前に、どんな企業なのか情報収集をしておくことも重要です。学生のために時間と人材を割いてくれているのだから、ホワイト企業だろうと考えてしまうかもしれませんが、必ずしもそうであるとは言えません。

なかには、一般的なアルバイトと変わらない業務をするだけだったり、ひたすらテレアポをするだけの業務だけだったなど実務経験ができる機会は一切なかったという事例もあるようです。

インターンを受ける第一の目的である就活に支障をきたすようでは本末転倒ですので、申し込む前に情報収集を行うことはマストです!

 

(2)無断欠勤・遅刻はしない

社員ではないからといって、インターン生が遅刻や無断欠勤をして良いわけではありません。あくまでも、インターンに参加させていただいている身として、人としての礼儀やマナーを守って行動しましょう。

インターン終了後に内定を出すタイプのインターンでは、無断欠勤をしたり、理由もなく遅刻をするような学生を採用しようとは考えないでしょう。

(3)言いなりになる必要は無い

その一方で、インターン生になったからと言って、すべて企業の言いなりにならなければいけない訳では決してありません。

慣れない社会、ましてや企業の内部に入るのですから圧倒されるかも知れません。

しかし、自分を強く持って、冷静な判断の元でインターンに参加してほしいと思います

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?

このインターンなら受けてみたいなと思えるような、自分に合ったインターンの種類は見つかったでしょうか?

参加しないといけないからインターンを受けるのではなく、なぜ自分はインターンを受けるのか?目的は?という原点に立ち返り、本当に今受けるべきインターンを探して欲しいと思います。そのためには、常に就活のアンテナをたてて、情報収集を行いましょう。

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