いざ始めようと思っても、何をしていいか分からない人はいませんか?
「面接対策」「インターンシップ」「ES添削」などなど就活でやるべきことってたくさんあって結局何が重要なのかよくわからないですよね。
そこで今回は就活中にやるべきことと、やるべきことの時期や順番について徹底的に解説してきます。
やるべきことを把握して、順調に就活を進めていきましょう。
就活の時期って?
ではそもそも就活はいつやるべきものなのでしょうか?
実は業界や企業によって選考スケジュールが大きく異なるため、これといった正しい就活の時期は存在しません。
選考スケジュールについて、業界別に詳しく解説している記事もあるので気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
しかし、選考本番にむけてやるべきことは一緒です。そのため、まずは自分が志望する業界や企業の選考スケジュールを把握し、それに合わせて自分がやらなくてはいけないことを考えていきましょう。
就活って何から始めたらいいの?どうやって動き始めるの?
では実際に就活は何から始めたらいいのでしょうか?また、就活生はどのような行動スケジュールをとるべきなのでしょうか?
経団連加盟の大手企業を目標とする学生が多いため、今回はそのような企業を第一志望とする場合の本選考開始までのスケジュールを紹介します。
自分の志望する企業や業界に合わせて、時期をそれぞれ考えてみましょう。
大学3年
6月…リクナビやマイナビへの登録開始、インターンシップ申し込みの開始、自己分析や業界・企業研究を始める
7月下旬…インターンシップに参加
8月…インターンに参加後、興味のある業界についての企業・仕事研究をし直す
9月…OB訪問を行う
10月…選考対策を始める(面接の練習もかねて、気になる業界の外資系企業やベンチャー企業をの選考を受ける)
1月…第一、二志望企業の冬インターンに参加
3月…経団連加盟企業のの情報解禁。説明会参加やエントリーシートの提出を行う。
大学4年
6月…選考活動開始。内定獲得。
大まかにこのような流れになります。なんだかやらなければいけないことがたくさんありそうですよね。
そのため今回は、就活の効率的な始め方・進め方を3つの段階に分けて解説していきます。
就活は早く始めるほど情報も多く手に入れられるので、学年にとらわれず、早めに行動しておきましょう。
①前準備(6月にインターンシップが始まる前に行うこと)
では、実際に就活はどのように始めるのでしょうか?
就活を始める際にまずやるべきこと、できれば6月にインターンシップの申し込みが始まる前にやっておきたいことを4つ紹介します。
大学1、2年生の人でも始めることはできるので、自分が興味を持ったものから進めてみてください。
ナビサイトに登録する
まずは就職サイトに登録して、就活に関する情報を全体的に得るといいでしょう。
最初に登録するのにオススメなのは、やはり就活サイト大手のリクナビとマイナビです。どちらも例年6月には、登録できるようになります。
それぞれ多くの企業を網羅していて、就活の基本的な情報は網羅できます。さらに、アプリとして入れられるので、ブラウザを開かずとても楽です。
ここで、「就活サイトって複数登録してもいいの?」って思った人もいるでしょう。
実は、就活サイトはいくつ登録しても大丈夫です。複数の就活サイトに登録することでより多くの情報を手に入れることができます。
しかし、たくさんのサイトに登録しすぎて本当に大事なことが分からなくなる場合もあるので注意してください。
自己分析
自己分析から始めてみるのもいいでしょう。
自己分析とは、過去の自分や今の自分を見つめなおして、自分をもっと理解することです。
ただ自己分析をするのではなく、自分を知った上で自分がどんな業界に行きたいのか、どんな職業に就きたいのかにつなげていきます。
具体的には、自分の好きなことや、嫌いなこと、モチベーションが上がるときはどんなときかなどを書き出していきます。
自己分析については詳しく説明されている記事があるので、こちらも参考にしてみてください。
業界・企業研究
業界・企業研究から就職活動を始めてみるのもいいでしょう。
世の中にはどんな業界やどんな企業、どんな職業があるのか、良くわからないという人も多いと思います。サークルやアルバイトの先輩に聞いてみたり、大学のキャリアセンターに相談してみたり、就活本を買ってみたりすると徐々に視野が広がってくるでしょう。
また、興味を持った企業や職業があったら、インターネットや就活本等で詳しく調べておきましょう。さらに、OB・OGを訪問してお話を聞いておくのもいいでしょう。
業界・企業研究については、こちらの記事で方法やポイントが詳しく書かれているので、参考にしてみてください。
グッズをそろえる
就活に関するグッズを購入することで、就活に対するやる気も起きてくるかもしれません。
具体的に言うと、リクルートスーツやバッグ、靴などの服装に関するものから、証明写真データ、就活本など、就活で必要になるものは様々にあります。
ここで「スーツなんてすぐ使わないんじゃないの?」と思った人もいあるかもしれませんが、スーツは年中いつでも使う可能性があります。
なぜなら、夏からはインターンシップが始まるからです。企業によっては、服装が指定される場合もあるのです。
そのため、就活に関するグッズは早めに買っておいて損はないでしょう。
②インターンシップが始まってから
6月にインターンシップの申し込みがあり、インターンシップに参加し始める7~8月頃にかけて、やっておいてほしいことは3つあります。
インターンシップに参加するだけで疲れてしまうかもしれませんが、ここで頑張ることで周りと差をつけられるチャンスです。気を抜かずに頑張りましょう。
インターンシップに参加する
まずは、企業の夏のインターンシップに参加しましょう。
インターンシップと一言でいっても1dayインターンシップや、2日から5日にかけて行われるインターンシップなど企業によって様々です。
それぞれのインターンシップにメリット・デメリットがあるので、自分にあったインターンシップを見極めましょう。
また、企業によってはインターンシップに参加するのにも本選考と同じようなES提出や面接を課される場合もあります。本選考までの練習だと思い、きちんと取り組みましょう。
インターンシップについては、そのメリットやデメリットなど詳しく解説している記事があるので、こちらも参考にしてみてください。
OB訪問を行う
夏のインターンシップが落ち着いていたら、OB訪問を行うのもよいでしょう。
インターンシップを通して、聞けなかったことや、さらに気になったことがあったら直接きくことができます。また、インターンシップを通して、自分が志望する業界や企業が明確になったら、その業界・企業に務める先輩に話を聞きに行くのもいいでしょう。
選考が始まってくると、OB訪問を行いたい学生が増え、OBをつかまえるのが大変になるので、OB訪問が必要だと思ったときにしておくといいでしょう。
OB訪問については、こちらの記事でもっと詳しく書かれているので参考にしてみてください。
企業・仕事研修をし直す
夏のインターンシップに何社か参加することで、業界や会社に対する自分の向き不向きが少しずつ分かるようになってくるでしょう。
そんな時には、自分がインターンシップに参加する前に行った業界・企業研究を見直してみてください。きっとなにかしらの変化があると思います。
その変化が起きた原因は何なのかを突き詰めたり、インターンシップを通して分かったことをさらに深堀りしてみましょう。
この作業は、ESを書いたり、面接で言う内容を考えるときにとても役立ちます。自分がどんな仕事をなぜしたいのか、具体的に考えていきましょう。
③選考準備
夏のインターンシップを一通り参加し終えたら、冬のインターンシップや本選考に向けて選考の準備をしていきましょう。
ここでは夏のインターンシップでの反省を活かすようにしてください。
選考準備でやってほしいことは3つあります。
就職エージェントに登録する
この時点で「夏のインターンシップで上手く選考に通ることができなかった」「就活を始めるのが遅くてとても不安」と思っている学生も少なくはないでしょう。
そんな学生にオススメなのは、就活エージェントに登録することです。
就活エージェントには基本的に無料で登録することができ、就活について相談できたり、企業を紹介してくれたりします。中には、特別選考へ招待してくれる就活エージェントもあるようです。
また、ES添削や面接練習などに利用することもできます。
就活エージェントといっても様々な企業がありますがキャリアチケット、キャリセン就活エージェントなどはどなたでも使いやすくてオススメです。
筆記、Webテストの準備をする
本選考に向けて、Webテストや筆記試験の準備もする必要があります。
夏のインターンシップでWebテストが課され経験している学生はわかると思いますが、Webテストや筆記試験はきちんと勉強し、対策しておかないと本番痛い目にあいます。
さらに、勉強は一日でできるものではありません。早いうちから対策しておいて損はないでしょう。
Webテストや筆記試験は足キリで使われる場合が多いです。第一志望の企業を足キリで落とされては元も子もないのできちんと対策しておきましょう。
Webテストの種類や対策についてはこちらの記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
ES添削、面接練習を行う
本選考に向けて、ES添削や面接練習を行うのも良いでしょう。
具体的には、夏のインターンシップで上手くこたえられなかった質問を考え直してみるといいでしょう。また、OB訪問でアドバイスをしてもらうのも一つの方法です。
また、ESや面接の練習をするために、興味がない企業でも秋のインターンシップに申し込んでみたりするのもいいでしょう。
ES添削や面接練習については様々に方法があるので、いろいろな手を試してみてください。また、ES添削、面接練習についてそれぞれもっと詳しく解説している記事があるのでこちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回は、就活中にやるべきことと、就活の進め方について紹介しました。
就活中はなにかとやること多くて大変です。そのため、選考までにやらなくてはいけないことをきちんと把握し、逆算して今やらなくてはいけないことを考えていきましょう。