TOEICや〇〇検定などの資格取得を学生時代に頑張った方も多く、それらを自己PRに取り入れようとしている人もいるのではないでしょうか?
今回はアルバイト、サークルに引き続き、勉強の内容を自己PRに取り入れる方法を解説していきたいと思います!
そもそも勉強を自己PRにするのってどうなの?
自己PRでTOEICや各種検定と言った、勉強の類を取り入れたい方は多いと思われます。
しかし、TOEICで〇〇〇点を取ったことも、〇〇資格を取得しても「合格を目標にして勉強したので良い成績・資格を取れました」といっただけの自己PRでは評価されません。
これらの内容は見せ方1つで大きな武器にも、全く評価されないただの肩書きにもなるのです。
勉強の強みを表す4つの方法
勉強を自己PRに取り入れる際は、勉強を通しての自分の強みを述べましょう。
ここで気をつけなければならない点は強みの点を明確にしましょう。例えば「リーダーシップ」や「協調性」といった言葉は抽象的なので、強みとしてあまり適していません。
面接官がイメージしやすいように具体的に説明しましょう。では、どのように具体的に説明することができるのでしょうか?
以下の例を見ていきましょう。
1.数字を取り入れる
TOEIC500点台から750点突破を目指しました。
達成することのできた目標と、目標に向かって始めた時の差を数値で表しましょう。数字を取り入れることで聞き手がイメージしやすく、成し遂げた大きさを明確に伝えられます。
学部生○人中、上位○人が獲得できる「学業奨学金」を獲得しました。
全体の上位何パーセントかを数値で示す方法も効果的です。
2.勉強姿勢
日商簿記3級を受かると思い受験したものの結果は不合格となってしまい、悔しい思いをしたので物事の上辺だけ理解して満足するのではなく、「なぜこうなるのか」と根本から理解するよう努めたところ、2級にも合格できるようになった。
失敗談のエピソードから、さらに深く理解しようとする勉強姿勢が変わったということが強調され、面接官からの印象も良いものとなります。
3.積極性
ゼミで新規性の高い研究を行なっていたので、測定結果などは自分の想像していたものと違うことが多々ありましたが、その原因は何なのか、どのような解決策を導き出せるかを、教授や他のゼミ生、他大学の方々と議論しあうことで、目的の物質を一年かけて合成することが出来ました。
新規性の高い研究に挑戦していたことで積極性をアピールしつつ、教授やゼミ生と言った内部のみならず、他大学という外部へ枠組みを越えていったことで更に積極性のアピールを補強しています。
4.堅実性・継続性
S評価をもらうという目標の為、目標から逆算し、当たり前のことなのですが講義を休まず毎日出席し、課題を必ず期限内に提出し、授業内容でわからない点はそのままにせず質問し、コツコツと勉学に励んでいます。
当たり前のことを当たり前にこなすということは、仕事でも同じ姿勢で働いてくれるという好印象を面接官が持ちやすくなります。しかし、この内容で終わらせるのでなく「現在→過去→未来」に当てはめることも忘れないようにしましょう。
「現在→過去→未来」に注意しよう!
アルバイト、サークルでも解説したように、自己PRで最も重要なのは「現在→過去→未来」の流れです。
勉強を自己PRに取り入れる際も、困難に遭遇したときの思考プロセスや対処法などを強調して述べましょう。
また、勉強を通して企業という組織の中でどのような役割を担い、どう貢献ができそうかということを伝えましょう。
まとめ
自己PRに勉強を取り込む際に、アピール方法を気をつけるか否かによって強い武器にも、ただの肩書きにもなります。
上記の4つの方法を用いて、勉強を強い武器として自己PRに取り入れましょう。
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